お肉屋さんになろう!大迫力の豚肉解体とスペアリブづくり

創業80年の老舗お肉屋さんの鳥市精肉店(東小田原町)のみなさんを講師にむかえ、豚肉解体とスペアリブ作りを行いました。

はじめに、豚肉解体の見学をしました。今回は75kgの三州豚の解体です。
前足、胴体、後ろ足に分けられた豚肉から、骨を抜いていきます。
普段スーパーマーケットで見ているお肉とは、まったく違い、本当に大迫力です。豚はお肉になるときに、厳しい検査を受けて、【上・中・並】に分けられ、その漢字がお肉に焼付けられます。世界的にも検査が厳しい日本の中で食べられているお肉はとても安心・安全なお肉なんだって。そのなかでも、今回は【上】と焼き付けられた最高級のお肉を用意してくれました。

25センチくらいのナイフと、のこぎりのような刃物を使って、次々と骨を抜いていく姿に圧倒されてしまいました。

抜かれた骨は、食べられないから捨てるのかな?と思いきや、ラーメン屋さんに渡り、とんこつラーメンに生まれ変わるんだそうです。おいしそうだぁ・・・

手袋をはめて、骨抜きになった豚肉を触ってみたり、持ち上げてみたりしました。豚のおしりはとても大きく、1人では片足を持ち上げるのも大変です。
  
そんな、普段味わうことができない解体を見た後は、いよいよスペアリブ作りです。切り出したスペアリブにたれを、もみこんでいきます。手でしっかりもんで、中まで味をしみこませます。

しっかり味をしみこませたら、圧力鍋でゆでていきます。今流行の時短メニューです。ゆでている間に、生でも食べられる新鮮なホウレン草を切ってお皿に盛り付け、お肉の到着を待ちます。

おいしいものには、言葉はいりませんね。

みんな、お上品に・・・スペアリブの食べ方ではないですね。ガッツリ大きなお口をあけて食べていました。
(ゆきックス)